隣のおっさんがくさい

世に対して不平不満を言いつつも何とか楽しもうと試みる弱者のブログです。

【映画ネタバレ】ミスト〜主人公が必ずしも正しいとは限らない〜

 

バイト先の女子高生に、メガネ有となしでどちらがよく見えるかで「カオナシさんは、メガネないほうがいいですよ」というのを期待していたところ「自分のお好きな方で」と突き放されメンタルブレイクしたカオナシです。

今も昔も若い子って言葉の切れ味が良すぎますよね。

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大前提 

女子高生はゴキブリをみて「キモ。。。」と言う

小前提 

私に対しても「キモ。。。」と言う

結論 

ゆえに私はゴキブリである。

三段論法で自分を攻撃しダメージを受けたところでさっそく本題に入りたいとおもいます。。。_:(´ཀ`」 ∠):_

 

 

今回は、久しぶりに見た映画

ミスト」について紹介と感想を記事にしたいと思います。

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 あらすじ

激しい嵐が街を襲った翌日、嵐によって壊れてしまったものを修理するべく材料を買いに息子を連れて町のスーパーに向かう主人公。

そんな中、突如町全体が深い霧に包まれスーパーの外に行ったものは次々と行方が分からなくなっていく。

そしてス-パーに立て籠もることになる主人公たち、霧の中にはどうやら「なにか」がいるようで徐々に恐怖は高まっていく。

 

 キャロルがおる

内容に触れる前に一つお話ししたいのですが実は、この作品ウォーキングデッドにも出ている三人出ていたんですよね!!!

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(あれキャロルがおらん!?まだ、シーズン1ではそこまでの役柄ではなかったんだとしみじみ。。。)

ミストを見た時、すでにウォーキングデッドシーズン1の数話を視聴済みだった気がするんですが全然気づきませんでした。。。アンドレア、デール、キャロル役の三人が出ていましたね。

どうやら、ウォーキングデッド制作に関わった監督とミストの監督が同じだったからという事のようです。邦画でいうところの三谷幸喜さんの作品のように深津絵里さんなどがよく出るメンバーにいるというような感じですかね。

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 特にうれしかったのがキャロル役のメリッサ・マクブライドが出てきたときです。前は全く気付かなかったので、びっくりと共にテンションがかなり上がりました!!!

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(「ミスト」では8歳の娘とさらに小さい息子がいる母親を演じていましたね)

最新のウォーキングデッドを見ている方には特にわかっていただけるかと思いますが、最初暴力夫にあんなに怯えていたキャロルが今では仲間にとって、いなくてはならない存在となってます。

モーガンとの「人は変われる」という議論では、キャロルも変わった側であることを踏まえると話がさらに深みが増す気がしますし、いくら生きるためとはいえ「人間らしさ」を捨てたら死んだも同然という事を考えればモーガンのいう事にも共感できる自分がいます。

そんなわけで、今ではわたくしリックよりもキャロルが好きです(#^.^#)

(死んでほしくないのもキャロル≧ダリル>モーガン>>>ジーザス=アーロン=エゼキエルってな感じ)

↑この理由は割と長くなるのでウォーキングデッドの記事を書いたときにでも記述しようと思います。

 

脱線してしまってすいません。

「ミスト」の

内容に戻ります。

 

ここから完全なネタバレに入りますので、見てない人はぜひ見てから見てほしい。

(一応見てない人にもわかるように話すつもりです)

 

 主人公補正がかかっていた

 

今回の記事はタイトルにもある通り、主人公が正しいかという事についてです。

序盤偏屈なおじさんが主人公の話に聞く耳を持たず、若い店員が犠牲になりました。

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犠牲になった若者を思い、憤りを偏屈おじさんにぶつけていたわけですがこの時点で

客観的に見ても主人公は正しい事をしていると思っていました。宗教おばさんや、堅物弁護士が主人公と相対的に目立っていたので、全く疑う事はありませんでした。

 

しかし、考えてみると虫と思わしき生物にライトをガンガン当てたり、迂闊に外に出たり、生きることを息子を前にして最後割とあっさりをあきらめてしまったとこは主人公も割と間違っていたのではないかと思った次第です。(主人公補正で見えていなかった)

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 (光に虫らしきものが寄ってきて、その虫がさらに大きい怪物をおびき寄せてしまっていたシーン)

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そしてすべてを終え絶望しているところに現れる、軍隊の車、動かず残っていたスーパーの人々。誰が果たして正解だったのか、運命を呪うラストになっていましたね。

(まぁ、神の意志をとか言っていたおばさんは明らかにヤバかったんで、最後スーパーから逃げ出したのはまだ頷けますが) 

総評

ずっと作品を客観的に見えているとばかり思っていましたが、主人公とはあくまで相対的に悪さが目立っていたことで主人公自体にもあった悪さを自分自身全く見えていなかったことに驚きました。

結果は誰にもわからないというのは、もちろんそうですが自分が正しいと思って疑わないということは私もどこかで「宗教おばさん」と同じなのではないかと考えさせられる映画でした。

 

相対的な悪さにばかり気を取られ、自分の事は棚上げするという事がないように心がけたいところです。

 

今日はここまで

 

 それでは、また(^^)/

オナ禁報告書 15~21日目

 

 ようやく気管支炎のほうが快調に向かっているカオナシです。

 やはり継続的な痛みは精神的にも大きく作用していたようで、最近は痛みから解放されたことでテンションもアゲアゲです!!

という事で話は変わりますが、オナ禁3週間達成しましたので経過をご報告します。

 

  前回の記事

 

エロ禁はもちろん継続しています。

というか最近は、性欲が鳴りを潜めすぎてて逆に怖いです。あれだけ途中断念が多かった18日を軽く超えたので。。。(高一から一日一回ほぼ欠かさずやってました)

基本暇なときは、ブログの記事書いたり考えたりしてるのでそれも大きいかもしれません。

※以下の文は、前回に引き続き常体(「だ調」、「である調」)で書いてしまっておりますが、経過報告はこちら文の方が不必要に長くならない気もしますので、このままいかせていただきます。

多少の違和感は許してにゃん❤

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 「カオナシです。ももちを可愛いと言うと、あの髪型とキャラのイメージが強すぎるせいか、変わったやつ認定されました。カオナシです、カオナシです、カオナシです。。。。。。」

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ももち可愛いだろうがぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!

まじふざけんな!!!!

幼稚園教諭頑張ってね、ももち!!!

と思ったらその情報も不確かと来たもんだ。。。。

何はともあれ、応援してるよももち!

 

脱線すいません。(-_-;)

本題というか報告に入ります。

一週間報告 

十五日目~十六日目

特に変わったことはないが、喉の調子がいまだに悪い。寝起きがいいという以前に咳で目が覚めるのがどうにもならない。ゴールデンウィーク最後まで結局体調は良くならない。。。性欲は全然わいてこない、「セイヨクってなあに?」状態。

 

 十七日目~十八日目

ようやくゴールデンウィークが終わり、学校に1,2時間遅刻することを伝え病院に向かう。抗生物質、咳止め、痰が切りやすくなる薬、風邪の症状緩和する薬など山ほど受け取る。さっそく効いてきてやっと喉の痛みから解放される。オナ禁による効果はこれと言って変化はない。

 

十九日目~二十一日目

本当に変化がない。髪は正直2週間たってから変化はない。寝起きがいいというのは変わらないが、質がいい睡眠が出来ているのかというとわからない。今も一応飲んでいる薬のせいもあるかもしれないが、10時と2時は眠くなりやすい。一日眠くない状態が理想ではあるが、六時間睡眠ではやはり自分には足りないのかもしれない。

 

 目に見えるオナ禁の効果は基礎体温の上昇と起きてから動き出すまでが早くなったという事と、自分から積極的に他者にかかわりに行くようになったというくらい。

あいかわらず今週も、病弱日記のようになってしまいました。

ほんとすいません(;^ω^)

 

他の方のオナ禁日記ほど目に見える変化がないですが、正直こんなものな気がします。

といっても、同年代の女性に対して緊張しすぎず接することが出来るようになってきた気はします。 

 

ということでまた一週間後に記事を書いて挙げたいと思います。

一か月も正直余裕だと思います。

ある程度バイト代溜まったら出〇い系でも利用して童〇卒業してみせます!

何にでも(勉強は別)やる気が満ち溢れていて今がなんか楽しいです!オナ禁は精神的にも上向きになるのかもしれません(#^^#)

 

 

それでは、また(^^)/

 

 

ブスに奢るのは未来への投資?

皆さん、こんにちは。

ゴールデンウィーク中は、ずっと喉は痛いし咳もでるしで何もする気が起きなかったカオナシです。

  奢るという行為

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ほんと唐突なんですが、私は基本的に奢るという行為が好きではありません。

しかし、お互いに律儀な奢りに限定するのであれば、奢るのもいいなと思っています。

律儀な奢りといいますと自説ですが、「互いに多少金額差はあれど奢られたことを忘れず、機会があれば奢り返そうと両者が思い合っている」という事だと思っています。

 さらに詳しく補足しますに「お互いが奢られたことを忘れず、奢った側が忘れたころでもまだ奢ってもらった側は覚えていて、機会があれば奢り返してくれる」ような関係が理想です。

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 「奢った方が忘れたころでもまだ覚えていてくれて奢り返してくれる」というのが特に重要で、正直奢った方は時がたって奢ったことすら忘れているので、そんなときに奢られれば突然幸運がやってきた状態になります。

これをほかで例えますと、昔なくしたお年玉が本の間から出てきたばりの感動に似ています。本人の中では消化してしまっていたと思っていたものが突如現れると得した気分になるあれです。

(マイナスがゼロになっただけなのに、気持ち的にはゼロがプラスになったような気分になりますよね。ずっと思い出せないものが思い出せた時もテンション上がりますね。)

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そして「自分が忘れた頃にちゃんと奢られたという事実を覚えていてくれている」こともポイントが高いです。

 

過去の自分が相手に奢ったことで、結果として今の自分に返ってくる事になり気分もいいので「今度の時は自分が奢るよ」と今後の奢り合いにもつながります。

 

お互いに金銭の損得の偏りはありませんが気持ちの良さが循環しますし、お金のやり取りがお互いにできてる方が「あいつなら大丈夫」というさらなる信頼関係にもつながります。

 

(トラブルになりやすいお金ですが、お互いにそこをしっかり考えていればプラスにも働くと考えています。)

片方ばかりが奢っていたりするのは、正直破綻が見えてます。f:id:motetaitan:20180510183203p:plain

 (一応例外としてマルクスとエンゲルスのような友情もあります)

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 エンゲルスはマルクスと絶縁状態になった。夫人の逝去をマルクスに手紙で知らせ、返信で金の無心が来た時である。しかし、その絶縁も解消される。マルクスは借金取りから追い立てられエンゲルスの支援金も返済に充てず、子供たちの学費や習い事に充てた。エンゲルスは文句を言わずに援助を続けた。

小松正之『世界と私』

しかし、いままで多くの人と関わってきましたが、なかなかお互いがそういう考え方で一致するというのが難しい現状です。

 奢られても特に気にしない人もいますし、とりあえず頼んでみて奢ってくれたら「ラッキー」という軽いノリの人も多いです。(冗談で言う人も多いので、そこは判断が付きません。自分も冗談では言うことはありますので)

  そもそも、奢られることに抵抗がない人に私は少し引きます。

 バイトをしているならば尚の事ですが、自分の大切な時間をお金に換えているわけですし、「奢られる=他者から時間をもらっている」という印象が強いです。それをあまり意識せず享受しようとする人とは、あまり私は相性が良くありません。

 

 ブスにも奢るのは正解?

 ここまでは前置きで私の価値観を話させていただきましたが

今回の記事では、バイト先の先輩から聞いた意見について一考してみたいと思います。 

 その先輩は、さしで女性と飲む際はどんなブスでも全額奢るし、男女混合の飲み会では男が多く出すべきという考え方の人でした。f:id:motetaitan:20180510183321p:plain

というのも、どうやら奢らなかった場合に考えられる女性からの風評被害を恐れての事でした。また、奢ったことでいい評判が広がれば周りの女子にも広がり未来的にプラスになるからとも言っていました。

 

 悪口のほうが広がるのが早い

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正直、非常に分かるところです。

そもそも世間一般に言えることですが、「あのひとすごいやさしい」というよりも「あいつは性格が悪い」という話のほうが早く広く深く伝わると思います。そしてそれが、顔を合わせていない人に伝われば、なおさら噂は信憑性をもたれます。 

そして、基本的に人の悪口を言う際は発言者個人の主観が多分に含まれます。自分を棚上げして、さも相手が悪いように仕立て上げられることも多いです。

そんな中、逆にそのブスから周りに「あの人、やさしい」となれば自分の評価が上がる可能性はあります。

しかし、ここで一つ疑問に思ったわけですが人ってそもそも異性を第三者との会話の中で褒めるような事って「少し気になっている、好意がある」という以外で考えられるでしょうか?

A「実はこの前〇〇とさしで飲んだんだけど、やさしかった」

B「え、何?あんた、〇〇のこと好きなの?」

A「まだ好きとかまではいかないけど、気にはなってるかな」

ってのが普通の会話の流れな気がします。

異性を褒めるのって少しでもプラスの感情があるからだと思うわけです。 つまり、「周りに自分のいい評判が広がる=そのブスから好かれている」という可能性が出て来ると思うわけです。

「めちゃくちゃ奢りたくないけど奢る。」と先輩は言っていたので、その相手から好かれたいとは別に思っていないのだと仮定すれば、この作戦はよさそうに見えて諸刃の剣のように見えてなりません。

 

 悪い方向の可能性

好かれたくない人から好かれるというリスクを挙げましたが、実は、もうひとつ悪い方向に働く可能性がありましたので書きたいと思います。

  みな特別扱いされたい 

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そもそも男女共通して言えることは、誰しも自分だけ特別扱いされたいという事です。(量産型のように自分を平均化したいという感情もまた別にあります)

みんなにすごくやさしい人よりも、周りに比べると自分だけさらに優しい人のほうがなびくと思います。自分にだけという表現を使いましたが、あからさまに他を適当に自分だけ特別にという扱いをする人はあまり好まれないと思います。なぜなら、周りもそれを見ているからです。

 周りからすれば、その差がわかりやすいほど両者に悪い印象を持つと思います。性格が悪い人と仲良くしている人も悪く見えてしまうのは仕方がないでしょうし。。。

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 そして誰彼構わず奢るというのは、二つ目の可能性として金づるにされる可能性があります。そうでないにしても、そのやさしさの特別感はかなり薄れます。(よく笑う人が笑うよりも、普段あまり笑わない人が笑ってくれた方が喜びが大きいのと一緒です。)

 せっかく大事なお金を使っているのにマイナスに働く可能性も充分あることを考えると何とも難しいところです。

進むも地獄、進まぬも地獄

 

結論 

そんなわけで、私の中での結論は「好かれたい相手なら、奢るべし」です。

言う相手を男に限定するなら

「セ〇〇スしたいなら、奢るべし!」

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お後がよろしいようで

 

 それでは、また(^^)/

 

【映画ネタバレ】闇金ウシジマくん〜逃げられると思ってんの?〜

 

 皆さんこんにちは、ウォシュレットは使わない派のカオナシです。

その分念入りに拭くんで、トイレッペッパーの消費量そこそこ多いです。

とまぁ、私のけつ拭き事情はさて置き今回は

映画「闇金ウシジマくんシリーズ」をpart1から4作目のFinalまでご紹介したいと思います。

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 映画全作紹介

今回は少し内容に触れはしますが、ネタバレはほとんどしないので安心してご覧ください。

さっそくいきましょう!!

part1

 

 

 

あらすじ

原作の『ギャル汚くん』および『出会いカフェくん』のエピソードが元となった様子。

バンプスと言われるボンボンのイケメン五人組のアイドルグループをまとめる小川純(林遣都)、通称お父さん。

自分がプロデュースしたグループを有名にして成りあがる事を夢見るも、金が集まるところには悪い奴も集まってくるもの。ある日グループの一人がトラブルを起こし肉蝮(新井浩文)に金を払うよう脅されてしまう。

困った小川純はカウカウファイナンスにお金を借りてしまい歯車は狂い始める。もう一方で幼馴染の鈴木未來(大島優子)は高校卒業してから、就職もせず自堕落な生活を送っていたが母親の闇金からの借金を親子だからという理由で肩代わりすることになり、出会いカフェでバイトを始め心が徐々に荒んでいき、果たしてどうなってしまうのか。。。

 

part2

 

 

 

あらすじ

ストーリー的には原作の「ヤンキーくん」編をベースにどうやら映画独自のストーリー展開の様子。(原作は半分くらいまでしか読んでないので情報があやふやですいません)

ホストとして成りあがりたい神咲麗(窪田正孝)、そんな彼を応援し体を売ってまでも執着する中卒フリーターの藤枝彩香(門脇麦)、そんな彼女に一方的に恋心を抱くストーカー蝦沼(柳楽優弥)、ウシジマ社長に一矢報いたい愛沢浩司(中尾明慶)率いるヤンキー達、ヤクザの熊倉(光石研)やそれを慕う犀原茜(高橋メアリージュン)と次から次へと出てきて怒涛の展開を見せます。

 

叫ぶメアリージュン

 これを見て一つ思ったのが、なんで高橋メアリージュンさんを叫ばせたんでしょうね。。。

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「ウシジマぁぁぁぁぁぁっ!!!」って甲高い声を出させるのは、キャラ的にどうなんでしょう。。。

「臆病な犬ほどよく吠える」とは少し違いますが、キャンキャン叫ぶキャラって雑魚キャラ感がどうしても出てしまう気がします。

キャラを魅せるならめちゃくちゃケンカ強いとか残虐であることを行動で表現するのが良かったと思います。正直のところ全然怖くなかったですし、ウシジマ社長の宿敵って感じは全然しませんでした。

 

そもそもキャストを女性にするんだったら側近が叫んで、茜は黙ってるのが良かったと思います。というのも、ドラマでも映画でもウシジマ社長が大声で叫ぶシーンはほぼないです。代わりにその役を柄崎や高田が担っていると考えるとキャラ守るためにも寡黙キャラでよかったと思います。

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もっと言うとウシジマ社長の、表情が変わらないとこや抑揚のない話し方には不思議な凄みがあります。ドラマも見る前は、ウシジマ社長が漫画では大きい印象(190ほどと言われている)であったため170㎝くらいの山田孝之さんでは違和感あるかなと思っていましたが、全然気になりませんでした。

 

うまく言語化できませんが、山田孝之さんが演じるウシジマ社長はかなり好きです。クローズとかでもそうですが、「男がなりたい漢」みたいな感じで圧倒的強さにはやっぱり憧れます。この丸眼鏡も大分似合っててかっこ良かったです。

 

 part3

 

 

あらすじ

原作の『フリーエージェントくん』および『中年会社員くん』のエピソードが元となっている様子。沢村真司(本郷奏多)は派遣労働者として働く中、現状を打開するべく天生翔(浜野謙太)のセミナーに参加する。しかしそれは典型的なマルチ商法で、お金に困った沢村はカウカウファイナンスを訪れお金に翻弄されるも人生をかけて奔走する。

そしてそれに付随するかのように加茂守(藤森慎吾)が不倫や恐喝を経て闇金からお金を借りどんどん転落していく様子が描かれている。

 

受付嬢がうざい 

part3から出てきた受付嬢(最上もが)なんですが、正直のところかなり目障りでした。

立場的にはドラマシーズン1で出てきた元AV女優の受付嬢(片瀬那奈演じる、代表作は「悶絶Eカップ美脚ストッキング秘書3)に近い立ち位置なんでしょうが、part3の方はちょくちょく出しゃばってくるし本当に頭悪そうだしで、危うく演じている最上もがさんまで嫌いになりそうでした。。。

そしてなんでそんなやつを採用したのかともウシジマ社長には思います。

「こんな奴に、いざという時お金を任せられるのか」と。。。

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 映画part2のヤンキーに高田と柄崎が拉致されたとき、警察の可能性も考えていたウシジマ社長が受付嬢(久保寺瑞紀)にお金を預けて隠れているよう指示するシーン

 

最低限の分別付く冷静さというか、頭の良さといいますか。。。

ほんとpart3の受付嬢には全く知性を感じませんでした。個人的には久保寺瑞紀さんの時の受付嬢が一番好きです。

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片瀬那奈さんのもストーリーを理解するうえで聞き役というキャラをちゃんと果たしていましたし、視聴者側に近くて好きでした。

しかしpart3であのキャラの必要性はホントにわかりません。視聴者も1,2を見ていると考えればあのキャラクターは目障りになる人のほうが多いかと思います。

part3とpart4はつながっているようで再び最上もがさん演じる受付嬢なわけですが、演出家さんは何を思ってこんなキャラにしたんですかね。。。

 

part4

 

 

あらすじ

 原作の『ヤミ金くん』のエピソードをベースにしている様子。ウシジマ社長と幼馴染の竹本優希(永山絢斗)は、人はいいものの世渡りはうまくいかないようで貧困ビジネスに巻き込まれてしまう。そしてひょんなことにその貧困ビジネスを仕切る鰐戸三兄弟とウシジマ社長の間には昔からの因縁があった。

そして、そこに茜もはいり弁護士(八嶋 智人)なんかも入ってきて戦いの渦は徐々に大きさを増していき、ウシジマ社長の過去も明らかになっていく。

 

ギャップ萌え 

 本筋とはあまり関係ないので戌亥について取り上げませんでしたが、戌亥とウシジマ社長が駄菓子屋の前で雑談するシーンは結構好きです。(#^^#)作内でこれと言って目立つという事はありませんが、要所要所でウシジマ社長たちをアシストしていますし、キャラ的に有能感がエグいです。

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今日はこんなところで

 

それでは、また(^^)/

アリペイ離れで有田哲平思い浮かべた人は廊下に立ってなさい

「私も幼少期は可愛かったのになぁ」とアルバムを見ながら今の現実から目を背けているカオナシです。 

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前もって言わせていただきたいのは、これがネタ記事であるという事と、読んでも時間の無駄になる可能性が非常に高いという事!!(今回はほんとに見切り発車です)

そこらへんはご承知の上でお読みください。

 

どうやら中国の富裕層の間で「アリペイ離れ」が起きてしまっているようで、日本でも話題になるくらいにはホットなニュースのようである。

しかし、そうとなれば何とも由々しき事態である。笑いのセンスは群を抜き、彼のあごは大地をも砕き、彼が望めば天をも笑う、芸人「有田鉄平」通称アリペイ。

そんなアリペイだが、中国の富裕層はゾクゾクとアリペイから離れていってしまっているようである。

一アリペラーとして、私はこれを何としても止めなければならない。

 

そこで私は「アリペイ離れが進んだなら、またアリペイの良さを知ってもらえばいいじゃない。」という若干のマリーアントワネット感を出しつつ全力でアリペイの良さを伝えることでどうにかアリペイから離れて行ってしまった人に帰ってきてもらうためにこの記事を書く事にした。

「どうか戻ってきてくれ、アリペイが待ってるよ。」

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 という事で有田哲平(アリペイ)の良さを伝えるという記事なわけだが、これがどうにも想像をはるかに超えて難しい。私の語彙力では「おもしろい、おもしろい、う〇こち〇こ」

くらいしかひねり出せないし、逆にうんこは下痢だからひねり出さなくても勝手に出てきちゃうしで、上と下両方に気を配り続けるのはなんとも難しい。

まして芸人を文章で紹介するとなれば。。。

それでは、アリペイのいいところをさっそく言っていきたいと思います。

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安定感がある

まず挙げるとすれば安定感がすごい事だろうか、しゃべくりやミラクル9を見る限りボケの不安定さもなく着実に点を重ねていっているように感じる。

有吉やおぎやはぎ、劇団ひとり、イモトなどもそうだが安心しながら見れるキャラは貴重であると共に期待以上に笑わせてくれる。そしてそれはくりぃむしちゅーにも言えることで、お互いの自然な流れからのボケとツッコミはしゃべくりを見ていても思わず感嘆するほどである。

 

 両刀使い

 ボケはもちろんのことだが、ツッコミ役に回ったり、司会の方もうまく回しているように見える。脱力タイムズなんかも独特な雰囲気があって女の子がボケて芸人がツッコム構図も大変面白い。

コンビだと片方がポンコツなことも多いが「くりぃむしちゅー」は どちらもマルチにこなせるところがすごい。

 

 顔が特徴的

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興味がわいた方はぜひ、しゃべくり007とかでもアリペイをチェックしてみてくださいね。

 

今日はここまで 

 

それでは、また(^^)/

めんどくさがりは搾取され続ける

  いつもUSBの差込口の裏表の二択を外したかと思いきや、実は最初ので合ってるという事が多いカオナシです。

 食費の無駄を考えない?

そんな、私の朝食はこちら

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アップル100%ジュース113円、チョコチップスナック100円で計213円

 コンビニで買い物をすること自体がすでに、商品だけでなく利便性に対してもお金を払っているわけなんですが、ここで私はめんどくさがりというのは搾取され続けるという事を思い出させられました。今回はそんなお話です。

 

 めんどくさいは浪費を呼ぶ

 インターネットが広く広く普及し続けている現在でも私のようなめんどくさがりは、世間が世話を焼いてくれるお母さんであるかのようについ勘違いしてしまいます。

世間はお前らの母親ではないっ…!おまえらクズの決心をいつまでも待ったりはせん。                  賭博黙示録カイジ 7巻

ここで、めんどくさがりは搾取されるという事を実感し始めた小さい頃のエピソードを二つお話ししようと思います。

 

搾取された思い出

 私の親は世代的なこともあるのか、両親そろってかなり電子機器に疎いです。父はガラケーでメールが送れませんが、電話に出ることはかろうじてできる状態です。

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農業の機械はつかいこなせるあたり、これはやる気が向かないという理由も大きいと思います。テレビの録画すらやろうとしない

マイパピー。。。

 母もガラケーでネットを使わないのはもちろん、ゲームは子供に悪影響という考え方の人でした。

そして、パソコンも普段は必要ないという事でインターネットがようやくひかれたのは私が高校二年生の時で、それまでは多種多様な考えに触れることがなかったため随分と考え方が偏っていたと思います。

もちろん、生活を送るうえで最低限のことはネットがなくてもどうにかなりますが、第三者の意見がほとんどなかったので、自分では間違ってないと思っていることも周りからは自己中心的に見えていたものだと思います。 

そもそも、面と向かって間違いを正してくれる人って年齢を重ねるごとに減っていきますよね。

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殆どの人は、どうやったらこの人はよくなってくれるだろうなんて考えず距離を置こうとするはずです。(だからこそ、ちゃんと自分のためを思って怒ってくれる人は貴重なわけですが)

 そんな親の影響でゲームも買ってもらえなかった私は、コロコロ(漫画雑誌)ついていた懸賞でpsp‐3000を計二台当て「当ててしまったんなら仕方ない」という事で親の許しを得ました。

(この時には厳しさは、ほぼなくなっていました。)

 以前はといえば、父はゲームに対して寛容な方だったので母を説得し姉にゲームを買ったことがありました。

そんな中、姉と母の間にどんな約束があったのかはわかりませんが、ある日夕飯で呼んでもゲームに夢中だった姉。

母は元々ゲームにマイナスイメージしかない分、即沸点越えをして玄関の石床に叩きつけられるゲームボーイ、泣き叫ぶ姉、それを見ている私。

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あの時はホントにびっくりしたものです。たしか、ポケモン銀だったか壊れる前にミルタンクが映っていたことは覚えています。

そして、画面バリバリで電源も入らなくなったゲームボーイ。当時買って一ヵ月もたっていなかったと思います(笑)

 そんな母ですが、一人目の子供となると神経質になるのか厳しく教育してたものの

2人目の姉と3人目の私に至ってはほぼ放任に近い形でした。 

店員を味方と思うな

 

エピソード1

そしてようやく一つ目のエピソードにつながるわけですが、pspを当てた私は母に「モンスターハンター2g」を買ってもらえるように交渉し無事購入できることになりました。当時お小遣いや誕生日プレゼント、クリスマスプレゼントはなかったですしお年玉も親戚付き合いがなく最大一万円ほどだったので基本親におねだりする形になってました。

(これは正直親がおかしかったというより、単純に歳が近い小さい子供を三人を育てるには家計が火の車だったんだと思います。父も上との意見のぶつかり合いで仕事先を転々としていましたし)

 これは不確かな記憶ですが、母と父が月収の話をしていた際7万と聞いた覚えがあります。保険や税金で手取りが多分7万だったんでしょうね。。。両親は当時共働きをしていて、さらに父は兼業で農業をしていたわけですが素直に三人子供を育て上げたのはすごいです。

貧乏でも家族が仲良ければ割と何とかなるってのはあると思います。

話を一つ目のエピソードに戻します。

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そしていざ、ソフトを購入するためノ〇マに行った私たちですが、どうやら聞くところにpspはソフトと本体だけではセーブできず遊べない様子。メモリースティックをそこで初めて買うことになり、3000円~4000近くで4㎇を購入したわけですが今思えばなんで4㎇やねんと思うわけです。

今でもはっきり覚えていますが

自分「モンハン2gをやるんですけど、どのメモリーがいいですか?」

ノ〇マ店員「モンハンは容量かなり使うのでこちらがおすすめです。(=゚ω゚)ノ4GB」

自分「そうなんですね、ありがとうございます。」

自分「お母さん。これがいいみたい。」

母「そうなのね~。」

 

いやぁ、モンハンに関していえば500㎆もあればロード高速化するにも充分です。お勧めで自分なら1GBをお勧めする事を考えれば、かなり吹っ掛けてきていると感じます。

 

長々と話してこんな小さいことで申し訳ないんですが、想像以上に社員は利益主義という事を垣間見た出来事でした。誰しも社員ともなれば出来ることなら高いものを買わせたいという事は年頭に置いておかなければいけないと肝に銘じたいところです。

エピソード2

そして二つ目のエピソード、これも再びノ〇マさんでのことです。

当時psp-3000はボタンがつぶれやすく、psp-2000はアナログパットがいかれやすい、psp-1000は丈夫だけどかなり重いというのがモンハンを一緒にやっていた友人間では割と通説でした。

そして、私のpspも〇ボタンが見事につぶれました。そして修理をしようと持って行ったところ少し期間がかかるとのこと。直るならいいと、わがpspを送り出したわけですが、問題は送り出す前の修理費の話の時のことです。

自分「いくらくらいかかりますか?」

ノ〇マ店員「見積もりは向こうがするので詳しくはお答えできませんが、一万円を超えるようなら修理前にお電話するという事でいかがでしょう?」

自分「じゃあ、それでお願いします。」

。。。。

そして後日請求書が届いたわけですが9500円ほどでした。いやぁ、確かに一万はこえてないけどもぉ。。。

ボタン一つで9500円なら考えちゃうわぁ。

店員は嘘ついてないんだけど、もやもやするぅ。。。

一万弱かかるって経験的にわかってて店員はそのギリギリを言っていたのではないかと今では思ってます。

情報弱者

当時はめんどくさがりというよりかは、情報弱者による損が多かった気がしますが、スマホを持つ今でも、「あの時もっと調べておけばよかった」と思う事を多々経験するので本質は変われていません。

お金のために働いてるのに、その使い道はちゃんと考えないのってホント損ですよね。

もちろん、食事に関して食べることがその人にとって最優先ならそれはそれでいいでしょう。

私は、食べることにお金を使うのはナンセンスと言っているわけではありません。

しかし、少なくともコンビニで買い物をする=浪費しているという事を頭の隅に置いておくべきだと思います。

皆さんもこれを機に、自分にとって無駄な浪費がないか考えてみてください。

 

今回は以上です。

 

それでは、また(^^)/

 

【映画ネタバレ】ピンポン〜凡人でもいいじゃない〜

 一か月の食費をどうにか3万で抑えようと、ジップロックに3万いれてそこから使うようにし始めたカオナシです。 

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 以前は、レシートを取っておいて溜まったら整理をするようにしていたんですが、電卓を使っても毎度計算するのはかなり面倒でした。

(途中で別のとこ押して計算がおかしくなったり。レシートはレシートで食費とその他のものを合わせて買ってしまっていて確認に手間取ったり。)

 

そこで私は上限を決めて、使っていいのはこれだけという方法をとることにした次第です。(使う際に残金が見えるので残りの日数と見合わせて使うお金の量を調整できるのも一つの利点です)

 

まぁ、そこら辺をきっちりできている人には関係ないお話ですね。私は月かかる固定費を考える際に「食費は必要経費」として浪費していた気がするので私にとってこれが最善だと思います。

 

それでは本題に入ります。

 

 

今回は最近見た映画「ピンポン」を紹介いたします。

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あらすじ

 弱小高校卓球部に所属するペコ(窪塚洋介)とスマイル(井浦新)。才能はあるもののさぼってばかりのペコ、そして才能はあるものの「卓球はただの暇つぶし」というスマイル。

そんな中、ペコは中国から雇われ選手として留学してきた孔(サム・リー)に完封負けし、自分が井の中の蛙であると思い知らされる。

そしてペコは昔からの幼馴染にも負け卓球を離れるが、小さい頃からスマイルにとってのヒーローであるペコは再び復活を遂げ急速な成長を見せる。彼らは卓球に対する熱い思いを胸に本気でぶつかり合っていく。

 

総評

評価は個人的に良です。

(優・良・可・不可)

個人的には優をあげたいところではあるんですが、新垣結衣さんことガッキーと瑛太さんが共演している卓球映画「ミックス」の時に感じたゾクゾク感にはあと二、三歩届いていないような惜しさを感じましたので良の評価です。

他者におススメするときは私は割とシビアです。なぜなら、おもしろいと紹介した映画が相手にとってつまらなかったら、相手からすれば「つまらない映画」=「紹介してきたこいつもつまらない」になりかねないからです。

 

ですから私は基本的に周りに進んで映画を紹介することはありませんし、紹介するにしても「まぁ、感性はひとそれぞれだから個人的には面白かったけど、あなたにはどうなんでしょうね。」と予防線を張りまくります。

そういうこともあって今回の映画は少し軽すぎる気がしたので良が最高評価です。

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ちなみに、映画を見てアニメの方にも興味をもった私はアニメを一気見しました。

鉄コン筋クリートもそうですが絵柄が独特なので、前々から気にはなっていたものの、とっかかりで私は敬遠してしまっていました。

今となっては大変もったいないことをしていたと思いますし、ゆくゆくは鉄コン筋クリートも見たいところです。

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(スマイルってなんか、三月のライオンの零やセトウツミの内海と同じ何かを感じます)

 

アニメと映画の違い

 キャラ背景に関しては断然アニメのほうが詳しいですが、バトルシーンの盛り上がりは映画のほうが個人的に盛り上がりました。

(まぁ、一番自分のなかで盛り上がったシーンは映画内でペコの心に再び火が付いた後の練習のところなんですがね)

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 個人的には「反応反射音速光速!」って繰り返し言いながらプレイがどんどん速くなっていくというような演出が欲しかったです。

セリフの語感がとてもいいといいますか、思わず自分も言いたくなるようなリズム感だったので。。。

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覚醒したペコ

 

 あとは、アニメとは異なる孔の字幕とみんなのセリフの言い回しが少し気になりました。

孔(留学選手)がペコに負けると悟ったとき「やっぱヨーロッパにすりゃ良かった。スウェーデンとかドイツとか、ふん 日本か。。。。風間によろしく。」

というセリフがあったわけですが、映画で聞いた私は「なんで今ここでヨーロッパの話?ヨーロッパならこいつらに会わずに済んだのにてきなことかな?」って思っていました。

孔(留学選手)の背景が詳しくは説明されなかった映画では正直このセリフの意味は分からなかった人も多いんじゃないかなと思います。

アニメ版だとこのセリフの前に「長く住み着くなら。。。」と言っているので中国に復帰することができなくなる事を悟ったってのが分かる形になっています。なんで省略したんですかね。。。

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 そして佐久間の予選でペコに勝った後に言うセリフもアニメ版では「絶対負けない方法は、戦わないことだ。」が映画版では「絶対負けない方法は、勝つことだ。」になっています。

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ペコとは幼馴染で、小さいときは卓球でペコにボロ負けだった佐久間

 

アニメを見たことで佐久間が想像以上に努力の人であることが分かったわけですが、「戦わないことだ。」のほうが正直良かったと思います。

というのも「勝つことだ」と言うと当たり前のこと言っただけに聞こえるためです。

(ワンピースのドフラミンゴが頂上決戦で言った「勝者だけが正義だ」もそう)

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 当たり前のことをドヤ顔で言ってる人見ると私は引きます。

気づかない時や、気にならない時のほうが多いんですがね。。。

(自分も自覚せずにやっている可能性が充分あります)

 

佐久間という男

才能もなくひどい乱視も患うなか卓球が好きという一心で、その穴を周りの何倍もの努力で埋めてきた佐久間は、才能があるのにそれを生かせていないペコに怒りに近い感情があったはずなんです。

退部のリスクを冒しスマイルに対外試合を申し込んだのも努力では才能に勝てないことを薄々感じつつもそれを認めたくなくて挑んだのだと思います。

佐久間が尊敬する風間(中村獅童)ですが、実はインハイ予選で孔に勝った後世界大会でも優勝しています。才能もあるのに努力を惜しまない風間を佐久間が尊敬するのもわけないですよね。

佐久間はペコに卓球オタクと言われるほど卓球が好きでした。

そして実際、卓球のエリートが集う海王学園高校の卓球部に入れたのも顧問が「佐久間は途中であきらめてマネ―ジャーにでもなるだろう」と全然期待されていなかったからでした。

それを想像を超える努力で補い1年にしてレギュラーを勝ち取った佐久間。映画ではいまいちわかりませんでしたが、アニメでめちゃくちゃ好きになったキャラです。

 

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ペコに対して「自分は凡人だがお前は違う、卓球続けろ。」と言う佐久間はかっこよくて悲しくて涙が出そうになります。

アニメ版の話ですがどうもどっかで見たことあると思ったら、佐久間がおちょなんさんに少し似てました(笑)目が吊り上がり過ぎなんですよね。

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※おちょなんさんとは漫画「不安の種+」に出てくる何か。 

 

孔の良さ

 そして孔もまたいいキャラでした。

映画版ではあっさり負けて解説役に回り雑魚キャラ感が出てしまっていましたが、アニメ版では一軍を降ろされて日本に来たことへの苦悩が掘り下げられていたり、風間に負けた後は日本語も勉強し以前は馬鹿にしていた同じ部の部員にアドバイスや一緒に遊びに行ったりという描写も出てきてなかなかの好印象です。

そしてその後アニメ版では、ケガで成績不振になってしまった風間の代わりに世界大会に日本代表として出てきています。

そしてそのなかでアジア選手権大会での世界ランクが2位、8位の中国人選手にも勝利し雪辱を果たします。

 

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スマイル変わりすぎ

 そして想像以上のさらに上をいくくらいアニメ版では明るくなったスマイル。

映画ではありませんでしたが風間と最後仲良さそうに世間話するところはかなり良かったです。

さらに映画版ではそのシーンはありませんでしたが、オババ(夏木マリ)がスマイルに「子供たちに卓球を教えてやってくれ。」というシーンがアニメだと序盤にあるんですが、当然その時のスマイルは断ります。

しかし映画の最後でも分かりますが子供たちに卓球を教えるシーンが出てきてスマイルの心情が大きく変わったことが分かります。(そして小学校の教師になったスマイル)

言葉遣いすらも大きく変わっています。小泉先生(顧問)の家に鍋を食べに行く約束をしてたり。

 スマイル「エビバディ集合。今日はかっこいい魔球を紹介するぜ」

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小泉先生(卓球部顧問)の言い回しが移っているのもなんかうれしいです(笑)

 

風間がトイレにこもる理由に始まり、タムラ(オババの卓球の店)に顔出すようになったり、アクマ(佐久間のあだ名)に三人目の子供が出来た事にも関心があったり、トビにハンバーガー盗まれたり、最後のスマイルと気軽な感じで話すシーンを見て最終回にして風間とスマイルの好感度爆上がりしました。

 

風間「お前彼女いるの?」

スマイル「さぁ、どうなんですかね」

風間「いるのか!?どこで間違えたんだろうね、俺は。。。」

スマイル「卓球に人生掛けるのも、いいですね」

風間「いやだよ、そんなの。。。」

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 ちなみにスマイルという名前の由来は笑わないから皮肉でスマイルだったわけではなく、いつもは笑わないけど卓球をやっているときは楽しそうにわらうという事でペコが付けたあだ名だったことが分かりましたね。

 

という事で映画の紹介というかアニメの紹介みたいになってしまいましたが、アニメに抵抗ない人ならば映画よりもアニメ推奨です。

どっちも見るのは尚推奨です。

 

俳優の演技

 映画の役柄に関してですが、窪塚洋介さんすごいですね。かっこいいのは前からですが、なんとも漫画のキャラのような感じでほんとペコと違和感がなかったです。

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そして スマイル役の井浦新さんですが、ほんとにこの人は様々な役をこなせる人でビビります。蛇にピアスや、二十世紀少年、リッチマンプアウーマンと、一見印象が違いすぎて尚且つ自然なので、分からないという事が多く違和感が全く仕事をしません。

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そんなわけで今回は以上です。

 

それでは、また(^^)/