なぜ会社を辞めたいのか
そもそも、自主的にやろうと思ったことは何のストレスにもならない。しかし、「しなければいけない」という条件がついた時点で、それは義務であり自分に対する制約になり、重い足枷となる。
それがなんとも窮屈でしんどい。しかし、それを抜け出すために努力する事も面倒臭い。
そういう思いで、自分を含め世間の大多数の人間は、以上のような不満を持ちながらも、現状を変えようとせず、歳を重ねていき、気づいた頃には「もっと前に変わるための努力をしておけばよかった」と後悔をする。
つまるところ、私はずっと少しだけ会社を辞めたいと思っているという事である。
うちの会社は繁忙期でなければ基本定時で帰れるし、有給もしっかり取れる。年間休日も120日以上あるし、ボーナスも夏と冬で、合計半年分くらい出る。
自分の能力からすると、十分すぎるほど給料はもらえてるし、家賃補助など福利厚生も充実している。専門卒でこれ以上給料が高く、恵まれている職場環境というのも中々見つからないと思う。
でも、私はずっと少しだけ会社を辞めたいのである。
そしてそれは、この先もずっと変わらないと思う。
会社を辞めるための行動を日々できていない時点で、私は本気で会社を辞めたいと思っていないということでもあるが...
世の中そんなに甘くないと聞くが、だからこそ自分自身くらいには少しくらい甘くあってもいいじゃないと思う今日この頃。
だからこそ、私は「少しだけ」会社を辞めたい