みなさん、こんにちは
カオナシです。
今回は細田守監督作品の「未來のミライ」を見たので、それについてレビューしたいと思います。
とりあえず言っておきます
「時をかける少女」や「サマーウォーズ」でも思いましたが映像めっちゃキレイ
まさに、夏!って感じ
OP・EDの山下達郎の曲も最高でしたし。
終盤の展開、近未来的な東京駅もよかったです。
でもね、でもね
うざい
くんちゃんがめっちゃうざい
夏の夜、電気を消して寝ようとした瞬間に決まって耳元に来る蚊くらい
うざい
私自身がまだまだ精神的に未熟っていうのもあるとは思うんですが、くんちゃんがとにかくうざすぎてしょうがなかったです。ワクワクドキドキじゃなくて、イライラしてきちゃって。。。
終盤の急な展開を除けば、終始くんちゃんがわがまま言ってるんですよ。
体感的には本編の三分の二くらいはくんちゃんのわがままでして。
いや、分かるんですよ。細田守監督が自分の子供から着想を得ていて、嫉妬と夢を題材に映画にしようとした上でああなったっていうのは。
あと、そんなことを言っている自分も小さい頃は、きっとあんなわがまま言ってたんだろうなとかも思うわけです。てか、わがままでした。欲しいものがあったら駄々をこねて、ねだったり。
でも、今の自分にはそれを含めて可愛いなとか思う気概はないわけで。
この作品自体が全年齢対象というよりも自分の一回り二回り上の年齢層を狙ったのかとも思ったんですが、他の方のレビューを見るとなかなか酷評されているようで。。。。
そちらはそちらで、子供の声が4歳児じゃないとか、家の構造が子育てをするのを全く考慮してないだとか、その他もろもろ経験者にしか分からないことまで書いてあったわけですが、たしかに言われてみればおかしいかもという点ではありました。結局くんちゃんの思いを親は気づいていないというか、気づいていて放置したのか、中途半端な感じで終わってしまいましたし。(ちなみに私は声やキャストに違和感はありませんでした)
小さい子供が見るにしては設定や展開が急すぎて意味が分からないし、子供が可愛いかというとくんちゃんはうざいし(ミライちゃんは可愛かったです)、親目線で見るには穴が多いしってことで、つまり、どの年齢層にもイマイチピンとこない作品になってしまったのではというのが、正直な感想です。
この方のレビューは理知的で個人的に大変共感できたので、載せておきます。
途中、東京駅の係員と話してるとこなんてNHKでやっていた星新一作品を見ているような錯覚をしました。
でも、見ちゃう圧倒的な映像美
正直細田守監督作品をあんまり悪い事は言いたくないんです。
というのも私「サマーウォーズ」大好きなんです!!!!
めちゃめちゃテンション上がるし、主人公となつき先輩の声やってた神木隆之介と桜庭ななみは役にドンピシャすぎてめっちゃよかったですし。
設定もキャストも映像も全部が良かったんです。
世界観がめっちゃ好き。
4,5回見た今でも夏になったら見たいなって思いますしね。
映画のサウンドトラックをいまでも、たまに聞きます。
「時をかける少女」は最初は終盤にかけて少し悲しい感じになるのでそんなに好きじゃなかったんですけど、いまではそれも良さとして見れてますし。
奥華子の「ガーネット」や「変わらないもの」で悲しさと楽しかった過去が同時に来る感じとか最高で。
おおかみこどもの雨と雪も、なんだかんだまた見たいです。
だからこそ、今までのを見てきて期待を裏切られたと感じてしまうのかもしれませんが次回作もなんだかんだ見るつもりなので期待して待とうと思います。
まぁ、「サマーウォーズ」作った時点で神様なんですけどね(笑)
ちなみに余談なんですが福山雅治が出ていたらしいです。
声も自然ですごい良かったんですけど、「ほんとぉかぁ?」のとこはなんか少し笑いました。
あと、このシーンは個人的に好きでした(笑)
口の感じがなんかスケットダンスを彷彿とさせるというか
今回は、こんなところで
それでは、また(^^)/