隣のおっさんがくさい

世に対して不平不満を言いつつも何とか楽しもうと試みる弱者のブログです。

【映画ネタバレ】「イミテーション・ゲーム」天才数学者の数奇な人生

みなさん、こんにちは。

カオナシです。

タイトルをなんとなく決めたんですが、ベンジャミンバトンを思い出した方はなんともお目が高い(笑)

かなり昔に友人に勧められていた「イミテーション・ゲーム」をAmazonプライムで偶然見つけたので、今回はそれについてレビューしたいと思います。

 

いやー、めっちゃ面白い!

 

そして切ない。。。

 

見る前、私はてっきり暗号解読にだけ焦点を当てた映画なんだと勘違いしてました。

(ちゃんとサブタイトルに「エニグマと天才数学者の秘密」と書いてあったんですけどね。)

でも、見落としたおかげでまっさらな心情で見ることが出来たので今思えば逆に良かったのかもしれないです。

 

 

本編はアラン・チューニングというAIの開拓者ともいえる天才数学者のお話なんですが、この人めちゃくちゃカッコいいんですよ。戦争を止めるため・ドイツ軍の発信している暗号を解読するために奮闘するんですが、なかなか一筋縄にはいかないもので作り出した機械も信じてもらえず、それでもなんとかしようとする姿なんて

 

まさに脳が震える

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そして、この作品はそれだけでは終わらないのがまたいい!

マイノリティについても考えさせられますし、調べれば調べるほどアラン・チューニングを知りたくなる。彼の変わり者っぷりも、劇中のセリフも魅力的に映ります。

中でも気に入ったのがアランがジェーンに送った言葉です。

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脳が。。。

 

脳がぁぁぁぁ。。。。

 

震えるぅぅぅぅう!!!!

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このセリフは後半でも、また味が出てくるんですよ。凄くいい。

私が中二病だからとかは関係なく、このセリフが心に響く人も多いんじゃないでしょうか。誰にでも平等にチャンスがある、そして人とは違っていてもそれは悪い事ではないという励ましの意味にもとれるこのセリフにホント身震いしました。

 

「ソーシャルネットワーク」とかでもそうですが、すごい人の映画を見ると「自分もなんかやったるぜー」ってなりますよね。え、なりますよね?

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次の日にはなんか落ち着いてるので、なんとももったいないあの感覚。今現在私はまさしく「なんかやったるぜー」とたぎっている状態で映画のエンディング曲を聞きながらこの記事を書いています。

 

あぁー、なんもできないんだけど何でもできる気分。

テスト前、テスト勉強しなさすぎて逆に自信が湧いてくるみたいな。

(当然やってないんでヤバい事になるんですけども)

 

一応映画を見た人のためにアラン・チューリングについての記事を貼っときますね。

映画についての伏線や考察については次の人の記事が分かりやすかったので、そちらも載せておきます。がっつりネタバレなので予告をみてみる気になった人は映画を見てからどうぞ。

 

 

個人的に「The Imitation Game」ってサウンドトラックを聞きながら作業していると、掃除でもなんでもまるで自分がすごい事をしているかのように思えるのでお勧めです。

(゚∇゚)

 

それでは、また(^^)/