バイト先の女子高生に、メガネ有となしでどちらがよく見えるかで「カオナシさんは、メガネないほうがいいですよ」というのを期待していたところ「自分のお好きな方で」と突き放されメンタルブレイクしたカオナシです。
今も昔も若い子って言葉の切れ味が良すぎますよね。
大前提
女子高生はゴキブリをみて「キモ。。。」と言う
小前提
私に対しても「キモ。。。」と言う
結論
ゆえに私はゴキブリである。
三段論法で自分を攻撃しダメージを受けたところでさっそく本題に入りたいとおもいます。。。_:(´ཀ`」 ∠):_
今回は、久しぶりに見た映画
「ミスト」について紹介と感想を記事にしたいと思います。
あらすじ
激しい嵐が街を襲った翌日、嵐によって壊れてしまったものを修理するべく材料を買いに息子を連れて町のスーパーに向かう主人公。
そんな中、突如町全体が深い霧に包まれスーパーの外に行ったものは次々と行方が分からなくなっていく。
そしてス-パーに立て籠もることになる主人公たち、霧の中にはどうやら「なにか」がいるようで徐々に恐怖は高まっていく。
キャロルがおる
内容に触れる前に一つお話ししたいのですが実は、この作品ウォーキングデッドにも出ている三人出ていたんですよね!!!
(あれキャロルがおらん!?まだ、シーズン1ではそこまでの役柄ではなかったんだとしみじみ。。。)
ミストを見た時、すでにウォーキングデッドシーズン1の数話を視聴済みだった気がするんですが全然気づきませんでした。。。アンドレア、デール、キャロル役の三人が出ていましたね。
どうやら、ウォーキングデッド制作に関わった監督とミストの監督が同じだったからという事のようです。邦画でいうところの三谷幸喜さんの作品のように深津絵里さんなどがよく出るメンバーにいるというような感じですかね。
特にうれしかったのがキャロル役のメリッサ・マクブライドが出てきたときです。前は全く気付かなかったので、びっくりと共にテンションがかなり上がりました!!!
(「ミスト」では8歳の娘とさらに小さい息子がいる母親を演じていましたね)
最新のウォーキングデッドを見ている方には特にわかっていただけるかと思いますが、最初暴力夫にあんなに怯えていたキャロルが今では仲間にとって、いなくてはならない存在となってます。
モーガンとの「人は変われる」という議論では、キャロルも変わった側であることを踏まえると話がさらに深みが増す気がしますし、いくら生きるためとはいえ「人間らしさ」を捨てたら死んだも同然という事を考えればモーガンのいう事にも共感できる自分がいます。
そんなわけで、今ではわたくしリックよりもキャロルが好きです(#^.^#)
(死んでほしくないのもキャロル≧ダリル>モーガン>>>ジーザス=アーロン=エゼキエルってな感じ)
↑この理由は割と長くなるのでウォーキングデッドの記事を書いたときにでも記述しようと思います。
脱線してしまってすいません。
「ミスト」の
内容に戻ります。
ここから完全なネタバレに入りますので、見てない人はぜひ見てから見てほしい。
(一応見てない人にもわかるように話すつもりです)
主人公補正がかかっていた
今回の記事はタイトルにもある通り、主人公が正しいかという事についてです。
序盤偏屈なおじさんが主人公の話に聞く耳を持たず、若い店員が犠牲になりました。
犠牲になった若者を思い、憤りを偏屈おじさんにぶつけていたわけですがこの時点で
客観的に見ても主人公は正しい事をしていると思っていました。宗教おばさんや、堅物弁護士が主人公と相対的に目立っていたので、全く疑う事はありませんでした。
しかし、考えてみると虫と思わしき生物にライトをガンガン当てたり、迂闊に外に出たり、生きることを息子を前にして最後割とあっさりをあきらめてしまったとこは主人公も割と間違っていたのではないかと思った次第です。(主人公補正で見えていなかった)
(光に虫らしきものが寄ってきて、その虫がさらに大きい怪物をおびき寄せてしまっていたシーン)
そしてすべてを終え絶望しているところに現れる、軍隊の車、動かず残っていたスーパーの人々。誰が果たして正解だったのか、運命を呪うラストになっていましたね。
(まぁ、神の意志をとか言っていたおばさんは明らかにヤバかったんで、最後スーパーから逃げ出したのはまだ頷けますが)
総評
ずっと作品を客観的に見えているとばかり思っていましたが、主人公とはあくまで相対的に悪さが目立っていたことで主人公自体にもあった悪さを自分自身全く見えていなかったことに驚きました。
結果は誰にもわからないというのは、もちろんそうですが自分が正しいと思って疑わないということは私もどこかで「宗教おばさん」と同じなのではないかと考えさせられる映画でした。
相対的な悪さにばかり気を取られ、自分の事は棚上げするという事がないように心がけたいところです。
今日はここまで
それでは、また(^^)/