隣のおっさんがくさい

世に対して不平不満を言いつつも何とか楽しもうと試みる弱者のブログです。

【映画ネタバレ】「歩いても 歩いても」郷愁に包まれて

みなさん、こんにちは

カオナシです。

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今回は阿部寛さん主演の「歩いても 歩いても」を見たのでそれについて書きたいと思います。

 

正直記事にしようか迷いました。

自分にはうまくこの映画の良さを伝えられないんじゃないか、そう感じたからです。

 

そもそも、この映画はあらすじ一つとっても至って普通です。

世に出回る感動映画のようにお涙頂戴を狙って誇張もしていません。

 

しかし、それが普通であればあるほど心に刺さる。

共感できてしまうし、自分の事を省みてしまう。

 

そして今作には人間のいい部分だけでなく悪い部分もごくごく自然に鏤められています。

私の語彙力が乏しいばっかりに悪い部分という表現しかできないのがなんとも残念ですが、人間の本質とでもいえばいいでしょうか。人間奇麗事ばかりでは語れないという事が如実に示されています。

 

そんな普通な日常を飽きることもなく見れた理由の一つとしては、俳優さん方の演技の自然さがまず挙げられます。私自身、出てくる登場人物に尽く感情移入してしまいました。

 

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(親からすれば我が子はいくつになっても子どものまま)

 

今は亡き原田芳雄、樹木希林さんの演技が輝く一作でもあるでしょう。

「万引き家族」でも感じていたんですが、樹木希林さんの演技って鬼気迫る*1(樹木だけに)といいますか、心に刺さるものがあります。そしてそれと同時に是枝裕和監督のファンにもなってしまった自分がいました。

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なんとなく思い出した「万引き家族」でしたが、まさか監督が同じとは思いもしませんでした。ほんと調べてビックリ。

元を辿ればそもそも、そこそこ古い作品である「歩いても 歩いても」自体もなんで見たくなったのか不思議なんです。

いい作品というのは自然と引き付けられるということなんでしょうかね。

 

あと、この方「海街diary」の監督さんだったんですね。「海街diary」は友人がほんと普通だった。と面白くなさそうに言っていたので見る気はなかったんですが、とても見たくなってきました。

 

話を戻しますが「歩いても 歩いても」の個人的に心が揺れたシーンを少しばかり挙げてみたいと思います。

  • 連れ子が主人公をお父さんとは呼んでいないところ
  • 主人公の語り掛けに「普通」と答える妻の連れ子
  • 主人公がたびたび亡くなった兄と比較されること
  • 子持ち未亡人と結婚した主人公を気にする母
  • 風呂場に手すりがあったり、歳をとり隣人の力になれなくなった父
  • 嫌味に取れることを故意に言う母と無意識な父
  • おばあちゃんちという言い方や写真の隅っこが気に入らない父
  • 誰かのお墓に花さして帰るとこ
  • 重くなった場を和ませようとする姉の夫
  • つらい思いをさせるために命日によしおくんを呼ぶ母
  • 箸を奇麗にしようとしてめっちゃ舐める父
  • 息子のパジャマだけ用意する母
  • おへそからジワジワ
  • 階段の途中で父の足を気遣い携帯を見るふりをして足を止める主人公
  • お墓参りで母と同じことを言い、妻と子供に同じ話をする主人公

 

一つずつ説明したい所なんですが、ぜひ皆さんにも見て感じて欲しいのであんまり言いたくもないこの気持ち。とりあえず、見てほしい。

 

とにかく、見てほしい 

 

 おへそからジワジワくるから!

 

ほんとに、見てほしい

 

普通普通と言ってきましたが、あえて普通だからこそそこにあるメッセージを受け取ることが出来るのかもしれません。(BGMやひぐらしの鳴き声も全てすばらしかったです。あと夏川結衣さんは相変わらず奇麗すぎ)

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夏は青春真っただ中な爽快な映画を楽しむのもいいですが、しんみりこの作品でノスタルジーに包まれるのもまた一興と思わせてくれる作品でした。

 

今回はそんなところで

 

それでは、また(^^)/

 

*1:ふざけました、すいません

【映画ネタバレ】「ジェサベル」貞操観念の低さが目立つ

 

みなさん、こんにちは

カオナシです。

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今回は理不尽ホラー映画「ジェサベル」を見たのでそれについて書こうと思います。

 

正直なところ

 

結構怖かったです。

 

そもそも、私がこういう系が苦手だっていうのもあると思うんですが、結構ビビってしまいました。

私は自分だけ別の空間に迷い込んだようなものが特に苦手で、近いものだと「サイレントヒル」や「仄暗い水の底から」とか、自分だけにそれが見える「イット・フォローズ」等が挙げられます。「仄暗い水の底から」は他のとまた少し違う気もしたんですが、あのどんよりとした陰気な世界観は彼女の世界に迷い込んだともとれる気がしたので挙げさせてもらいました。

 まだ見ていない人のために予告について少し補足なんですが、短く抑えようとしたためか「私はもう死んでる お祝いにタロット占いしてあげる」って脈絡が変な感じでまとめられています。しかし、実際最初はあくまで不安を煽るような不穏なビデオではなく「これをあなたが見るころには私は亡くなっているんでしょうけど、誕生日おめでとう」の流れの話になってます。予告だと不気味さの演出よりも、どゆこと??という風に思う方が多いと思ったので少し補足させていただきました。あとは予告にある父のセリフ「あれは母じゃない」ってのが後々だいぶカギになってきます。

 

 

 

※こっから下はネタバレ

 

 

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ホラーとして怖さはまずまずの映画だったので、一見の価値はあると思うんですが内容としてはどうなのって感じでした。まず起承転結の起としては「インサイド」や「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」でもそうでしたが、トラックに突っ込まれて大事な人をなくすところからスタートします。

そこまでは別にいいんですけど、女性は強いという事なのか案外ケロッとしています。

久方ぶりに帰省した実家で母の部屋を物色しては「めっさいい本 サンクス、マミー」とノスタルジーに浸る余裕を見せます。

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いや全然いいんですよ。ずっと落ち込まれてても違うでしょうし。

でも、この後の起承転結の承の部分で、元カレ?に再会するんですけどなんかいい感じになってるんですよね。なんか、映画の冒頭で旦那と我が子を亡くしたとは思えない感じがイマイチ私としては腑に落ちませんでした。というか、貴方の旦那や我が子への思いはその程度だったの?っていいたくなってしまいましたし。

あとやたら主人公、胸元が開いた服を着るんですけどなんなんですかね。こちらとしては嬉しい限りなんですけどね!!!!

いくら嬉しいからといっても尽く胸元が開いてる服を着る未亡人はあまり感心しませんよ、私。

作品の冒頭はちゃんとそれなりに服着てたのに、ほんとわけわかめ。

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まぁ、そこは事故からそれなりに時間がたっていて暑い季節になったとかで、ある程度傷も癒えていたと仮定しましょう。

 

起承転結の転の部分で、主人公と誕生日が同じジェサベルと書かれた墓を見つけてから怒涛の展開が続くわけですが「いや、お母さん?お母さーん!お母さん(笑)」って感じでした。

実際は主人公は養子として家に入った子で、母の子ジェサベルは母と母がよく通っていた教会の神父(黒人)さんとの子供だったわけです。我が子かと思ったら黒人の子供が生まれてきちゃったもんだから、父激おこ。ジェサベルとその神父モーセを殺害。代わりに養子をという真相。母は銃で自殺。

起承転結の結で亡霊?の母と神父が主人公を拘束するシーンがあるんですけど、神父「償ってもらうぞー」って何言ってんのコイツ。言う相手も違うし、そもそもお前が不倫したのが悪いし。お前が詫びろ、バーカ、バーカ。

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内容でいえば登場してくる登場人物の貞操観念を尽く疑いたくなる映画でした。

あとはそもそも、娘が帰省してきて父はあんな過去があった母の部屋に娘を案内するかねっていうのと、母の車椅子もそうだしビデオはもっと前に処分しとけって思ったり、最後「私はジェサベルよ」っていうところとか多少気になるところはありましたが、怖さとしては充分怖かったので良しとします。

 

あと、個人的に電話の音が嫌すぎました。自分が使っている目覚ましの音に似ていることもあってすごい不安に駆られました。基本的に寝不足・気持ち悪いが目覚ましの音とセットになるせいで、音を聞いただけで気持ち悪さが思い出されるのかなって思ってはいますが、ほんと破壊力がすさまじい。

 

怖い。。。

 

今回はそんなところで

 

それでは、また(^^)/

自分を削って嘘をつく

みなさん、こんにちは

最近ようやっと暖かくなってきた気がしているカオナシです。

まぁ、まだ朝と夜はさむいんですけども。。。

 

突然ですがここでひとつ、みなさんに質問させていただきたいんですけど

普段から嘘ってつきますよね?息をするようにというか、数えたら息するよりも多いんじゃないかって思うぐらい嘘つきますよね?

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友人の彼氏彼女がブスでもカッコいい可愛いと言ったりとか、知らないことでも相手の話の腰を折っては悪いと思って知った風を装ったり、全く悲しくなくても周りに合わせて神妙な顔をしてみたり、痒いところがあっても美容師さんに大丈夫ですって言ってみたり、ワキガだと気づいて臭くても指摘出来なかったりetc。。。

この世は本音と建て前で絶妙なバランスで成り立っていると思うわけですよ。

 

それがこの世の摂理だという事は分かってはいるんですが、最近はそれで少し悩んでいます。

というのもどこまで嘘をつくべきで、どこまでは本音で語るべきなのか

 

ここでひとつ割と最近あったエピソードを話したいと思います。

 

今現在私は、居酒屋でバイトをしていましてそのバイト先の先輩とのやり取りです。

パイセン「カオナシ!可愛くない?」(写真を見せながら)

カオナシ「どっちですか???」

パイセン「こっちだよ、こっち!可愛いわー」

カオナシ「確かに可愛いですねー、うまくいくといいですねー(#^.^#)」

 

どうやら、先輩は昔片思いしていた中学時代の友人に最近再会したとかで、それについての話は以前にもなんとなく聞いていたので写真の子もその子なんだろうなと思いながら話を聞いていました。

 

はっきり言って可愛いかわかりません!!!

写真を見た限りじゃ可愛くない!!!!!

 

だったら、「そうですか?自分はタイプじゃないですねー」

って言ったらいいじゃないかって?そうは問屋が卸さないんですよ!

 

逆に!逆の立場になって考えるとするじゃないですか。

カオナシ「パイセン!この写真の子可愛くないですか?」

パイセン「そうかなー?」

カオナシ「え!可愛いですって、可愛いわー」

パイセン「自分はタイプじゃないわー」

カオナシ「・・・・・」

 

いや、さみしい!!!!!

そんなこと言われたら毎日ツイッターで「さみしぃ」とかポエムも添えてつぶやいちゃうメンヘラ子ちゃんぐらい寂しくなっちゃいますよ、私。

 

自分がされたくないことは相手にもしない主義

自分がされたいことは相手にもする主義の私としては、その場での正解は「可愛い」で間違いないんですが、他者に嘘をつく罪悪感や自分に嘘をつく窮屈さが同時に発生してしまうジレンマ。。。

 

嘘をついた方がいいけど、自分が嘘をついていると思いたくない。。。

考えてみた答えとしては、いかに自分が嘘をついていないように自分を騙せるかという結論に至りました。

 

「可愛い」ではなく「お似合い」や「もったいない」って言えばよかったです。

パイセン「この子可愛くない?」

カオナシ「先輩にはもったいないですよ~笑」

 

質問には答えてはいないものの相手の求めているものを提供できていると思うんですよ

そして、これだと自分自身に嘘をついたと少なくとも私は感じないんですよ。

 

いかに嘘をつく罪悪感をなくすか、自分が嘘をついてないって思ったら嘘じゃない!

大げさに嘘をつくってのもアリだと思います。徹底的にボケることで脳に考える暇を与えないとか。後は逆に罪悪感がマヒするまで嘘をつきまくるとか。

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 もしあなたが十分に大きな嘘を頻繁に繰り返せば、人々は最後にはその嘘を信じるだろう。 ヨーゼフ・ゲッベルス

 

これって「嘘も百回言えば真実となる」の元になったセリフらしいんですけど、周りだけじゃなく最終的には自分をも騙すって意味も含んでいるような気がします。

 

 そんな事を言いながら嘘について調べてたんですけど、やっぱ相田みつをすごいわ

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なんか、ぐっとくる 当たり前のような言葉なのになぁ みつを

 

なんか語尾に「なぁ」と「みつを」つけたらみつをになる説ありますね

今度、自分が考えた名言と相田みつをの名言見分けられない説の検証でもしてみようと思います。

 

それでは、また(^^)/

 

 

 

【映画ネタバレ】「クワイエット・プレイス」一言で言うとツナマヨおにぎり

皆さん、こんにちは

みかん大好きカオナシです。

最近愛媛みかんゼリーなるものを買ったんですが珍しくイマイチでした。

思った以上にゼリーがペーストに近く、甘さもシロップのようなしつこい甘さで食べきれませんでした。なんとも残念。。。

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今回は「オール・ユー・ニード・イズ・キル」でもお馴染みエミリーブランド出演の「クワイエット・プレイス」について書いていこうと思います。

 

見た感想ですが、惜しい!

 

めちゃくちゃ惜しい!

 

設定自体も面白いですし、ホラー映画としても音を立ててはいけない緊張感がこちらにも伝わってきて、*1図書館にでもいるような静けさで固唾をのんで見ていました。

 

エイリアン系だとそれこそ「オール・ユー・ニード・イズ・キル」だったり、「宇宙戦争」、「ミスト」とか、アリと人間位の絶対的力の差を感じさせる恐怖感はやっぱり普遍的なもので、題材としては良かったんじゃないかと思いました。

 

一言ツナマヨおにぎりと表現した理由ですが、私コンビニとかでおにぎりを買う時はツナマヨおにぎりしか買わないんです。というのも、他のおにぎりを稀に買ってもツナマヨのほうが美味しく感じることが多いからです。しかし、だからといってものすごい好きというわけでもなく、さらに美味しいおにぎりがあれば全然鞍替えしちゃうレベルです。

ある程度の美味しさは担保されていますが、うまい!と唸るほどでもない。

 

「クワイエット・プレイス」はまさにそんな感じがしました。

これは、まさにツナマヨおにぎりだなって。

でも、カルビ弁当にはなれないなって、そんなことを思いながらタイトルを決めました。

 

以下の方の記事を読ませていただいたんですが、映画製作に至った背景や実際の夫婦で夫婦役を演じたという事で、なかなか感慨深いものがありました。


 

とは言っても、ホラー映画としては惜しいです。

他のレビューでも言及されていることについて少し引用したいと思います。

音立てるなって言ってるくせに、音立てまくり。

息子を一人失くしてしまったあとに、子どもを作っていること…

え?ショットガン一発で退治できるん??

敵が家に何故そんなに簡単に入ってくるのか、板を打ち付けないのか女の子が二親どちらにも似ていない。

 

たしかにけっこう音を立てます。砂で道を作りそこを裸足で歩くという徹底ぶりかと思いきや、しゃべる時は普通にしゃべりますし案外化け物の耳がザルです。

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また今作の着想自体がどうしても子育てと切り離せなかった故に起きた矛盾ですが、音を出してはいけない世界で赤ちゃんを産もうとすることに共感できないという意見が多く見られました。「ウォーキング・デッド」のローリが妊娠した際も色んな意味でリックが苦悩した描写がありましたしね。音が出せないなら尚更です。

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これは少しネタバレになってしまうんですが、怪物をショットガンで退治することに成功します。そもそも怪物の詳細が一切わからない状態なので、あっけなくショットガンで倒せたことに違和感を覚えた人がいても何ら不思議ではありません。これに関しては続編も制作中らしいので、そちらで怪物の生態等色々わかるかもしれませんね。

 

また、怪物にも家にずかずか入られますし、大量の監視カメラが飾りともとれる対策の甘さが目立ちます。緊急事態に遠隔で音を出せる装置とか、それこそ家自体の防壁を厚くするだとか。「アイ・アム・レジェンド」でも家を包むように板を貼って光等が漏れない対策をしていましたしね。

 

後、最後のは私もすごく思いました。長女役のリーガン・アボットが他の兄弟とも、親とも似てない問題!これは一つの仮説なんですが、リーガンが実は主人公たちの子供ではないって可能性はないですかね?それによって、自分は愛されていないと悩む描写もなんとなく私は腑に落ちる気がしました。それにしても似てない!というか、あんまり可愛くないですし父親を無下にしてるの見てて少し腹が立ちました。

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やな奴、やな奴、やな奴!

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後、映画内で印象に残ったのはエミリー・ブラントのむくれ顔!

 

すごく可愛ぅい!!!!(笑)

 

ほんと、カッコよさと可愛さと美しさを兼ね備えてますね

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あとは、イヤホンを付けると同時に挿入曲が流れる演出が個人的によかったです。まだ見てはいないんですが、「ベイビー・ドライバー」もそんな感じなんですかね。近いうちに見て確かめたいと思います。予告はリズムがすごく良くて面白そうです。

 

今回はこんなところで

 

それでは、また(^^)/

*1:小さい頃の私は図書館で音を立ててはいけないと意識するあまり、リラックスして読書することが出来なかったことを思い出しました

「貴方の恋人になりたいのです。」非モテ主観で考えたらゾッとする

みなさん、こんにちは

カオナシです。

みなさんは、ラブソングとかよく聞きます?

 

昨日送ったメールの返事はやはり 夜が明けた今も来ないまま

あぁ送らなければ良かったな 悔いだけが募ります

貴方をもっとちゃんと知りたいけれど 今よりもっと仲良くなりたいけど

深入りしたら嫌がりませんか? そう思うと聞けなくて

「バイトはなんですか?」「彼女はいますか?」

聞きたいことはたくさんあるわ

夏は貴方と落ち合って一緒に花火を見たいです

厚かましい願いではありますが、貴方の恋人になりたいのです

降り続いていた雨も上がり 雲間に抜ける青空見ました

貴方もこの空見るのでしょうか 秋のにおいがします

「どんな人が好き?」「髪の長さは?」

気になることはまだまだあるわ

貴方と出会ったあの日から 他に欲しいものはないよ

決して派手な恋じゃなくていいから、貴方の恋人になりたいのです

西の空、雲を紅く染める あぁ夏が終わってしまう

この季節が過ぎる前に一緒に花火を見たいです

厚かましい願いではありますが、貴方とふたりで

叶わぬ恋を夢見ては 今日もひとり眠りにつく

決して派手な恋じゃなくていいから、貴方の恋人になりたいのです

 

 

ラブソング自体は全然いいと思うんですが、こういう曲のコメント欄を見るとどうしてもポエマーというか、痛いコメントがあるのでそれをみると何とも言えない気分になります。ドラマみたいな美男美女が書いてるんだったら様になるしまだいいとは思うんですけど。絶対違うじゃん。痛いじゃん。

 

なんとなく見ていてモヤっとしたので、気分転換のために歌詞を非モテで想像してみました。阿部真央さん、お許しください。※妄想です。

 

一週間前に送ったメールの返事はやはり

夜が明けた今も来ないまま

あぁ送らなければ良かったな

オナティッシュだけがつもります

貴方をもっとちゃんと知りたいけれど

頑張って話しかけたいけど

近づくだけでも嫌がりませんか?

そう思うと切なくて

「近づいていいですか?」「キモがらないでくれますか?」

聞きたいことはたくさんあるわ

夏は貴方と家で一緒にCLANNADを見たいです

厚かましい願いではありますが、貴方の恋人になりたいのです

フサフサだと思っていた頭も禿げ上がり

電車にある植毛の広告も見ました

貴方もこの頭を笑うのでしょうか

汗からはすっぱいにおいがします

「トム・クルーズが好きなの?」「ブルース・ウィリスは?」

気になることはまだまだあるわ

貴方と出会ったあの日から 他に欲しいものはないよ(嘘、髪は少しほしい)

今までの嫁とは別れるから、貴方の恋人になりたいのです

カツアゲの拳 僕の顔を赤く染める あぁ円盤を買うお金がなくなってしまう

私が死ぬまでに一度は一緒にCLANNADを見たいです

厚かましい願いではありますが、貴方とふたりで

叶わぬ恋を夢見ては 今日もひとり朝 眠りにつく

今までの嫁とは別れるから、貴方の恋人になりたいのです

 

 

 

 

 

それでは、また(^^)/

【映画ネタバレ】「サイレントヒル」サイレンの音が怖すぎる

みなさん、こんにちは

カオナシです。

 

今回は日本のホラーゲームが原作である「サイレントヒル」を見たので、それについて書きたいと思います。

 

見た結果ですが、結構面白かったです。

 

夢遊病で死にかける娘がたびたび口にする「サイレントヒル」に謎を解きに向かう母子の話なんですが、とにかく世界観が自分にはばっちりハマりました。

※最初、父親には黙ってサイレントヒルに行ってしまう母子ですが、なぜ父親も一緒に行かないのか不思議でした。不仲というわけでもないですし解説で母親である主人公もサイレントヒルに引き寄せられていたと聞いて夜中に向かったり、警察を振り切ったり等の強引さが腑に落ちました。

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ひとり霧の中ってシチュエーションが想像しただけで小便ちびりそうでゾクゾクしていました。「ミスト」でもそうでしたが、視界が見渡せなくなるだけでもこんなに怖くなるもんなんですね。。。

 

そして、とにかくサイレンの音が怖い!!

そもそも、サイレンの音って注意を引きやすいようにあえて不快に感じる音にしているらしいんですが、ちょくちょく本編で流れるのでそのたびに不安になりました。

たしか「リアル鬼ごっこ」とかも、サイレンをうまく使っていたと思います。

※リアル鬼ごっこは設定が面白いのでおススメです。まぁ2からは見てないんですが。

 

そして、サイレンが鳴るとグロテスクなモンスターがどこからともなく姿を現します。

「バイオハザード」でもそうでしたけど、処刑人みたいなのって私はどうしても怖いっていうよりもカッコいいが先行してしまう事が多いです。

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カッコいいですよね?(白目)

 

あと、グロテスクナースなんですけどなんかエロくて不思議でした。

カクカク動いたり光に集まるという虫みたいな習性にはコミカルさを感じてしまい少し緊張感がなくなりましたが、この不気味なフォルムはとても良かったです。

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すでに映画を見た方はこちらの方の解説が詳しかったので貼っておきます。

 

 

結末も自分好みだったので、多少CGの粗さはあれど結構楽しめました。

ED曲はサイレントヒル3のメインテーマ「You're Not Here」らしいんですが、これもスゴイいいです。ただ中毒性がございます 用法・用量お守りください♪

こんなキャッチフレーズを書こう♪

 

おっと、RADが出てしまいました。すいません。

 

終わりよければすべてよしともいいますしED曲が映画にマッチしていると何とも言えない心地よさがあります。他で挙げるとすれば「オール・ユー・ニード・イズ・キル」のED曲「Love Me Again」も個人的にはかなりヤバかったです。

 

 

曲自体の和訳とは少し違うんでしょうが、サビの「Can you love me again?」ってとこなんて、まるでタイムリープしているトム・クルーズがエミリー・ブラントに「もう一度愛してくれるかい?」とでも言っているようでほんとヤバい、映画中感情が高まりすぎて泣きそうになりました。楽しすぎて泣きそうになるやつです。

「君の名」も曲のサビと映像のタイミングが良すぎて、あれもあれで楽しくて泣きそうでした。

 

「君の名」は正直「バタフライエフェクト」と同じ結末でもいいと思っていたんですが、ご都合主義的なハッピーエンドでしたね。まぁ、そもそも設定が現実とはかけ離れたものなんでそこだけリアリティーを求めるのも変な話なんですけどね(笑)

 

あと、話すのをすっかり忘れていたんですが「サイレントヒル」に出ていたローリー・ホールデンさんですが「ウォーキングデッド」のイメージが強すぎてアンドレアにしかみえなくて笑いました。

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今回はこんなところで

 

それでは、また(^^)/

 

【映画ネタバレ】「インサイド」母親はつよい

みなさん、こんにちは

カオナシです。

 

今回は妊婦が謎の女性に襲われちゃう映画「インサイド」を見たのでそれについてレビューしたいと思います。

 

まず思ったのがレイチェル・ニコルズが可愛い。

「羊たちの沈黙」でおなじみのジョディ・フォスターを彷彿とさせる美女ですね。

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こうみるとそこまで似てないのかもしれませんが、私は映画中なんか似てるなーと思いながらずっと見てました。それにしても、めっちゃ美人ですね。

 

このまえ見た「ジュラシック・ワールド」のブライス・ダラス・ハワードもそうですけど、大人の色気が半端ない。正直「ジュラシックワールド」は途中から話そっちのけでクレアのあれに目が行っちゃいました。(男ならわかる。頼む、わかってくれ)

今度「ジュラシック・ワールド」の方の記事も書こうと思うので、またその時話します。

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と、冗談はさておき今回の映画「インサイド」の内容ですが、まぁ普通でした。

もともと「屋敷女」のリメイクらしく、レビューを見ると「屋敷女」のほうが良かったという声もけっこう見かけたので、グロさ的にもリメイク前のほうが断然怖いようです。

私自身「屋敷女」は見ていないので比較して等の話はあまりできませんが、グロさ的にも割と控えめで、予告に感じた魅力は本編ではそこまで堪能できなかったので可もなく不可もなくといった評価です。

 

というのも、主人公の設定上事故で耳が聞こえないというハンデを背負う事になるわけですが、ホラー要素的にあってもなくてもあまり変わらない気がしてすごくもったいなく感じました。予告では、音がなくなりしばらく映画が無音になるかのような描写がありましたが、本編で無音になるという場面はほぼなかったです。

作品自体を無音にして、音を出したらやばいみたいな「ドント・ブリーズ」的なのもこちらとしては期待していました。そうすることにより、耳が聞こえない中でのヒロインの不安や、それを見ている視聴者も音を出せない緊迫感を感じられると思っていたので予告でそれを期待していた私にとってはその点では大きく的外れでした。

 

あと思ったよりも主人公の粘りがすごかったです。母親になる覚悟決めたら女性はめちゃくちゃ強くなるって事なんですかね。産まれる―からの産まれないのくだりの多さ(笑)

あと、警察は相変わらず無能。

 

また、映画の途中でひとつ気になったシーンがありました。

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画像が暗くていまいちわからないかもしれませんが、主人公がクローゼットに隠れていたところで、謎の女性が「あなたも子供も 私が守る」って言った意味がいまいちよくわかりませんでした。

 

主人公を油断させようとしたのか分かりませんけど、説得力なさすぎて私は「んん??」ってなりました。

「あなたの子供は私が守る」の誤訳ですかね?

 

あと「イザベラ」は別に変な名前ではないでしょう、せめて「この子は○○よ!」ってあのシーンは言ってほしかったです。

 

今回はこんなところで

 

それでは、また(^^)/